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2009年10月19日 (月)

ハイブリッドカーは強制的にヘッドライトを点けたらどうだろうか -- 騒音の付加には反対

歩行者に接近を気づかせるために人工的に音を付加するべきだという議論を見かけますが、ついに15日に政府の委員会から提案として出されてしまいま した。これはあんまり筋のいい解決方法だと思えません。せっかく減らすことがで きた騒音をわざわざ付け加えるのは無駄でしょう。プリウス発売直後から見られたこの要望が10年実現していないところを見ると、結構多 くの人が静かな方がいいと思っているのではないでしょうか。

HV車 人工音義務付けへ  歩行者の安全確保

 「静かすぎて危険」との指摘が出ているハイブリッド車(HV)や電気自動車の走行音について、対策を検討してきた国土交通省の委員会(委員長=鎌田実・東京大教授)は15日、新車にエンジン音に似た人工音を付けることを義務づけるなどの対策案をまとめた。

ハイブリッド車等の静音性に関する対策検討委員会では、真剣な議論がなされているように見受けられますが、第一回検討会の資料2「ハイブリッド車等の交通事故実態について」(PDF)において指摘されている、

  1. 日本盲人連合会、自動車メーカー各社では静音性に起因する事故の発生は確認されていない
  2. 従来のガソリン車と比べて事故率は同等

というのが間違っていないのなら、政府が規制を設けるというのは行き過ぎでしょう。

もし改善しなけ ればならないのなら光を用いた方法がいいと思います。バイクがヘッドライト常時点灯になったのと同じ理屈で、光で存在を周囲にアピールするわけです。具体 的には15km/h以下の速度で電気モーターのみで走行する時は強制的にヘッドライトを点灯するようにすればいいと思います。

補助的な手段としてなら、発進時や交差点で点滅させるウインカーに古い車のような派手目のリレー音を付与するとか、運転席から外部に話ができるようなスピーカーをつけるようにするというのも有効だと思います。

・メリット

こ の方法なら今すぐ実現可能だということが最大のメリットです。スピーカーを新設もしないし、オンオフの判断もガソリンエンジンと共用できるので新規セン サーも不要です。なので実装にたいしたコストがかかりませんし、車重も増えません。多分ECUのソフトウェア変更程度で済むんじゃないでしょうか。

将来において効果が不十分と判断されたときでも、大して害はありません。これが音を使った対処ならただのご近所迷惑になってしまいます。

高齢者の多いご時勢、視力の弱い人よりも耳の遠い人のほうがずっと大勢歩いているはずです。聴覚情報が減った分、まず視覚できちんと情報を伝えるというのは難聴者が助かるという意味でも間違っていないと思います。

・デメリット

ヘッドライトをそのように使うという習慣がないので、機能の存在が浸透するまでそれをパッシングだと勘違いする人が出るかもしれません。

これは周知を図って慣れてもらうしかなさそうです。

・視力の弱い人対策

よく危険の例として挙げられるのがこの理由です。

さきほど補助的な手段として提示した、ウインカー動作時のリレー音を大きくして、それで気づいてもらうのはどうかと思います。発進時、右左折時は必ずウインカーを出すようにドライバーは徹底しなくてはいけません。

せっかく静かになってきた道路をまたうるさくしてほしくありませんし、意義の薄い規制もこれ以上増やしてほしくないと思います。

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