2011年2月13日 (日)

今冬の高岡市は歩道の除雪が良い感じ

誰も褒めないだろうからあえて書いておきたいのだけれど、今年の高岡市は歩道の除雪がかなり行き届いていて歩行者にはありがたい事になっています。

降雪は例年に比べてちょっと多い気がするのですが、自分の観測範囲、市の中心部4,5kmの範囲では去年よりなんとなく歩きやすくなっています。

これまでは小中学生が通学中にラッセルしてゆくのに頼っていた覚えがあるんですけれどどういう風の吹き回しなんでしょう?

地元の新聞、テレビでは緊縮財政と請け負う建設会社の体力が無くなってきていることで、除雪が行き届いていないという不満げな報道をよく目にします。社会情勢から考えると今後もそういう傾向が続いてゆくだろうことは予測できます。

しかし、地方自治体の皆さんもただ手をこまねいているわけじゃなかったということです。歩道に厚く、車道は控えめにメリハリをつけて予算を配分したのでしょう。

たしかにドカ雪の翌日は車道を走るとロデオ状態になってしまいましたけれど、所詮自動車なんて頑張るのは人ではなくエンジンです。

厳しい財政状況の中でコンパクトシティを目指すなら正しい施策だと思います。

関連リンク:
高岡市土木維持課 道路除雪対策
富山県総合雪計画 県民スノープラン -雪との共生-

富山県総合雪対策推進会議

自治体ホームページには具体的に今年から歩道を重点的に除雪するというような記述は見当たりませんでした。 

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2010年8月27日 (金)

お年寄りの皆さんはもう少し注意深くあってほしい

高岡市の旧国道8号線沿いに健康食品を販売するお店ができました。おそらく、高齢者に狙いを定めているのでしょう。

高齢者狙いなんでしょうけれど、このお店、入口に大きく "SOFT ON DEMAND" のロゴが掲げられています。テレビ番組 "マネーの虎" で有名な高橋がなりさんの "SOFT ON DEMAND"(リンク先エロ注意)です。

このお店、ちょっと前までアダルトビデオの販売店だったのですが、健康食品店は外装さえいじらずにそのままで営業を始めてしまいました。

その結果、アダルトビデオロゴのガラスの向こうにおじいちゃん、おばあちゃんが集まっているというすごく間抜けな、現実離れした光景を作り上げました。この光景はお年寄りはかしこいという幻想をひねりつぶしてくれます。

もしこのお年寄りたちがハイハイ商法に引っかかっているのだとしても、これでは同情する気も起きません。世の中に興味をなくしているにもほどがあります。

もしお年寄りたちが「わしらっちゃ国立ファーム(リンク先健全注意)の野菜を買いに来たがやちゃ」というんだったら納得してあげますけれどねぇ。

(売っているわけ無いと思うけど)

ちなみに、チラシによると、このお店は、「学生及び20歳未満の方のご入店はご遠慮ください」なのだそう。やっぱりエロいのでしょうか?

まわりくどいエントリーになってしまいましたが、読んでほしいところは↓です。

参考1: Google検索 "クウショップ"  2ページ目以降に本稿の健康食品店の情報ちらほら

参考2: 催眠商法・餌付け商法にご注意 - 大阪の企業法務司法書士 アクアス司法書士総合事務所

参考3: 食パンで老人を誘い込んで、ボッタクリ商品を売りつける7社に業務停止命令 2chまとめサイト

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2010年8月19日 (木)

高岡市役所官製談合疑惑の報道を繋ぎ合わせて浮かぶストーリー

先日のエントリーの内容から、自分が想像した事件の流れを記しておきます。

事実は往々にして異なるのでしょうけれど。参考までに。

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橘元市長の下、高岡市役所は公共事業の発注先の選定方法を、公平さや価格に問題の出がちな随意契約から競争入札へ切り替えようとしていた。

遺跡発掘調査事業を初めて競争入札に切り替えた2008年、市の担当者は不慣れさから継続して利用してきた業者に受注させようと談合の依頼をしてしまう。

翌2009年も市の担当者は談合を依頼するが、 北陸航測などは身の危険を感じて打ち合せの内容を録音するようになっていた。

やがて誰がしかから告発が行われて警察が官製談合の疑いで捜査を始める。それに気づいた市役所の管理職は担当職員に説明を求める。次いで警察から市役所への捜査協力要請と、担当職員への任意の事情聴取が行われる。

担当職員は2010年1月末に失踪、3月に遺体で発見される。

警察と市役所の管理職は捜査の過程で担当職員を追い詰めすぎて自殺させてしまったのではないかと考え、事態の隠蔽を始める。

警察は捜査容疑を官製談合から業者間談合に切り替え、市役所を捜査対象から外す。市役所の管理職は警察に捜査協力を依頼されるまで知らなかったと嘘の発表を繰り返す。

6月に業者3社の営業職員が逮捕され、9社が書類送検。内2社が起訴される。

7月に高橋市長により市役所の内部調査が始まる。7月中旬の中間発表で警察の調査協力以前に事件を認識していたことを認める。8月の最終報告で管理体制に問題はあったが、談合関与は確認できなかったと発表。

8月現在、業者間談合として裁判が進行中。

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2010年8月16日 (月)

市役所の罪を民間になすりつけ? - 高岡市役所官製談合疑惑についてまとめてみる

6月頃に業者が逮捕されてから騒がれだした高岡市の遺跡発掘調査に関わる談合事件は、スキャンダラスな要素があるのに報道は少なく、しかも報道機関によって内容や数値にズレがあり、よく分からない事件です。高岡市民としては何を心配しなければならないのでしょうか。

基本的に気になることは次の3点かと思います。

  1. 市のお金が浪費されたのではないか
  2. 官製談合なのに業者間談合とされ、談合業者が余計に刑罰を背負わされようとしているのではないか
  3. 談合の示唆を疑われる市の職員はなぜ死ななければいけなかったのか。他殺の可能性すら考えられる

1 番目はまあ、みんな分かっていることですし、3番目は謎が大きすぎて今は気に留めておくことしかできません。まさに裁判が進行中の2番目が現在一番注目す るべき点ではないでしょうか。市役所の言うことにハイハイと言って従っていたら、いつの間にか懲役1年を求刑されてしまうというのは恐ろしいことです。

この事件に対して県内の報道機関のスタンスは各社大きく異なり、大体2つの系統に分かれています。

1つ目は北日本新聞(ローカル新聞、県内シェア64%)、NHKなどによるもので、おそらくは検察、警察、高岡市役所の意向に沿った報道と見られます。

北陸新幹線建設によって一時的に遺跡調査の発注額が膨らんでおり、それを争う形で業者間で自発的に談合が行われたというのが大体のストーリーで、次の北日本新聞の記事がよくまとまっています。

読みたい知りたい 業界、先細りを懸念 高岡・遺跡調査談合 北日本新聞 webun

平成21年度の高岡市の埋蔵文化財発掘調査にかかった予算は4億357万円。富山市の平成17年度から5年間の予算の合計額に匹敵し、規模の大きさが際立つ。

高 岡市では平成18年度から、北陸新幹線の関連工事が本格化。県道高岡環状線の整備や木津地区のほ場整備事業にも着手し、対象エリアで発掘調査事業が行わ   れた。談合があったとされる「石名瀬A遺跡」「石塚蜻保(とんぼ)遺跡」の発掘作業と航空写真測量など4件の入札は、いずれも県道高岡環状線の区域内の事 業だった。

(中略)

しかし、そんな業界も曲がり角に差し掛かっていた。新幹線は26年度末までに開業。県道高岡環状線の関連調査もその前に完了する。発掘調査の発注は激減することが予想される。携わってきた専門業者にとっては、今後の受注確保が大きな課題だった。

ある捜査関係者は「今回の事件は、先行きの不透明な業界に不安を感じた業者が自らの利益を確保するため、入札ごとに落札者を調整し、落札価格を不正に高く誘導したのではないか」と話す。

一方、読売新聞(県内シェア22%)、チューリップテレビ(ローカル民放)、北日本放送(ローカル民放)などによる報道は独自取材により高岡市主導の官製談合が行われたのではないかと疑うもので、高岡市役所の責任を強く追求しています。

高 岡市は8月9日の調査結果発表で談合に市が関わった可能性を完全に否定しました。しかし、市の職員による談合の示唆の録音を民放各社がニュースで放送して おり、 それを聞いた者は市が談合に関わっていないなど、ちょっとやそっとでは信じることができません。警察の捜査方針は高岡市の担当職員の死亡を境に官製談合か ら、高岡市の責任を追求しない業者間談合に切り替わってしまったと言われます。次の読売新聞の特集記事が代表的な、それに疑問を呈する報道の例です。

地中の談合(上) 業者「天の声あった」 読売新聞

■CD —Rの声 「うまく業者間で調整せい」。昨年6月22日、高岡市文化財課二上分室(高岡市守護町)で、男性職員が北陸航測の堀井容疑者に指示  を出す生々しい声が、1枚の書き込み可能CD(CD—R)に収められている。同7月2日に行われた下佐野遺跡の調査関連事業の入札を控えていた。

同社は男性職員から呼び出しがあり、「何らかの指示があると思った」(森宏志社長)と察知し、録音したものだ。この中で、堀井容疑者は、返す言葉を濁していたが、男性職員は「営業同士、仲いいだろうから話し合って」と畳みかけていた。

男性職員は約15年前から埋文調査関連事業の発注に携わってきた。別の市職員は「調査の設計から、(入札の上限となる)予定価格の見積もりまで手がけ、文化財課では彼の判断に任せる風潮があった」と明かす。

■全国初の摘発 入札を前に、指名業者の会合がホテルで開かれ、市の担当職員が役所の施設に業者を呼び出し、事前調整を指示する——。高岡市の埋文調査関連事業の入札がなぜ、ここまで曲げられてしまったのか。

「脱談合を掲げていたうちの会社から逮捕者が出たことは残念だが、市側の『天の声』は確かにあった」。北陸航測の森社長は嘆息する。

報道機関のシェアを考えると富山県内の多くの人は「また欲深い業者が公共事業を食い物にしたんだなぁ」と受け止めている可能性が高そうです。

裁判の報道を見ていると、北日本新聞らの描くストーリーで裁判が進んでいるように思われます。

しかし、批判を行なおうにも報道が細切れにで事件の概要が今ひとつつかめません。

参考のため事件の概要を自分なりにまとめてみたいと思います。参照した報道機関ごとに内容と数値にズレがあり、もっともらしいものを適当に選んだので正確ではない可能性があります。正しい数値は将来の報道を見てください。

高岡市の遺跡発掘調査談合事件

  • 談合が疑われる事業

談合の疑いで裁判になっているのは、2008年6月に入札が行われた高岡市発注の市内2か所での遺跡発掘調査と航空写真測量合わせて4件の入札。

談合は2008年5月30日に行われた。談合で落札業者を決めた入札は5件。

高岡市の発表では警察に取調べを受けているのは8件。市が適性と断定できなかったのは6件

報道では県道高岡環状線と新幹線予定地と瑞龍寺周辺の話が出てくる。

平成21年度の遺跡調査全体の予算総額は4億357万円

  • 談合が疑われる業者

-逮捕、起訴

北陸航測(高岡市) 営業部次長 堀井隆さん(40) : 新規に売り込み。市職員に談合を命じられる

エイテック(高岡市) 営業部長 般若真さん(36)  : 同事業を継続的に担当してきており市職員はこの会社に受注させたい

-逮捕、その後嫌疑なしか嫌疑不十分かが不明

ナチュラルコンサルタント(野々市町) 営業部長兼富山営業所長 畠義晴さん(60)  : 嫌疑なしなら名誉回復は?

-書類送検

北建コンサル(高岡市)、建設技研コンサルタンツ(高岡市)、アーキジオ(高岡市)、中部コンサルタント(高岡市)、上智(砺波市)、日本海航測(金沢市)、太陽測地社(野々市町)、毛野考古学研究所(前橋市)、ユニオン(岐阜市)

県内外の12社が入札に参加、3社から逮捕者が出て、9社が書類送検。内2社、2名が起訴された。報道は見かけないが、人数から見て逮捕されたうちの1社は談合に参加していなかったが受注に成功した会社を誤って逮捕した可能性が高い

談合で決めた入札は5件。エイテック2件、北陸航測2件、他社1件。他社の1件は落札されず、談合に参加していなかった業者が落札。裁判になっている入札はエイテックと北陸航測の落札した4件

  • 談合の教唆が疑われる高岡市の職員

文化財課 副主幹(課長と部長の間くらいの役職だろうコメント欄の方によると課長より下の役職で、決裁権もないという) 山口さん(当時57)

遺跡に対する知識が深く、情熱もある。知識では業者もまわりの職員も誰もかなわない。

他の案件だが、発注前に作業を行わせたことがある。一緒に九州まで見学旅行に出かけたことがあるほど業者と仲が良い。

2010年1月末に失踪し、3月に遺体で見つかる。庄川の河口、新湊漁港で見つかる。北日本新聞のみ3kmほど東の富山新港と報道。

警察は官製談合として捜査していたらしいが、担当職員の死亡を機に、業者間の談合に捜査方針が切り替わり、現在ものその線で裁判が行われている。

  • 高岡市役所の対応

市側は当初警察に4月下旬に警察に捜査協力を依頼されるまで全く知らなかったという主張を繰り返したが、7月の記者会見で、市職員が警察に事情聴取を受ける前にその職員に説明を要求していたことを認めた。市の責任者もある程度は認識があったと思われる。

ウ ソの説明を繰り返した理由について、坂下照夫・総務部長は、「4月の捜査協力の際、警察から慎重な対応を望まれた」と釈明。また、氷見教育長は、男性への 県警の聴取内容と、今回の事件となった業者間の談合とは別件と判断したと、苦しい解釈を示した。(2010年7月22日 読売新聞)

市役 所が自主 的に調査を行ない、8月の市議会の議員説明会で行われた最終報告で発表された内容は、2005〜09年度の埋蔵文化財関連事業の委託業務188件のうち、 事件で県警に資料提出した8件を除く180件を検証。96件の国庫補助事業は今回対象外で追って調査する予定。職員の関与を完全に否定。

  • 市職員による談合の指示

北陸航測の堀井さんは裁判になっている競争入札の翌年2009年6月22日。2009年7月2日の入札に対する談合を指示された時の会話を録音していた。その内容をおそらく自ら県内のマスメディアに開示したと思われ、その内容が県内民放のニュース番組で放送された。

 市職員「本当のところあれは調査を担当したが随契(随意契約)したかったんだよ。だけどいま随契全部あかんというから」

 市職員「エイテックがやったん。そこに随契したかったん、はっきり言うけど」

 市職員「また話し合ってよ、それぞれ営業同士仲いいだろうから」

 堀井さん「いやー、営業同士仲良くないですよ」

 市職員「仲良くしてください横の連絡だから」

この録音は裁判となっている事件のものではないが、北陸航測が何らかの危険を感じて身を守るために録音を行ったものと思われる。

  • 市長

2009年7月まで橘慶一郎前市長。現在自由民主党所属の衆議院議員。

それ以降高橋正樹市長。

市の調査は高橋現市長の下行われた。

事件は橘前市長の下で起きた。ただ、慣例だった随意契約を競争入札に切り替えさせたのは橘市長の功績と思われる。

  • 犯した法律

業者は刑法で、談合を指示した市職員は公正取引委員会の管理する新しい法律で裁かれる。

刑法96条を見る限り、談合を行ってしまったら罪になるというだけの法律で、業者間談合に比べて官製談合をやってしまった業者さんの情状酌量がどの程度認められるのかは法律の素人にはよくわからない。他の事件の報道を見ると指名停止処分の長短は斟酌されるらしい。

刑法 第2編 罪 第5章 公務の執行を妨害する罪

(競売等妨害)

第96条の3 偽計又は威力を用いて、公の競売又は入札の公正を害すべき行為をした者は、2年以下の懲役又は250万円以下の罰金に処する。

2 公正な価格を害し又は不正な利益を得る目的で、談合した者も、前項と同様とする。

入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律

(職員による入札等の妨害)

第 八条 職員が、その所属する国等が入札等により行う売買、貸借、請負その他の契約の締結に関し、その職務に反し、事業者その他の者に談合を唆すこと、事   業者その他の者に予定価格その他の入札等に関する秘密を教示すること又はその他の方法により、当該入札等の公正を害すべき行為を行ったときは、五年以下の   懲役又は二百五十万円以下の罰金に処する。

以上

次のエントリーで私の推測をまとめてみました。

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2010年7月29日 (木)

氷見、高岡を舞台としたライトノベル「ピーチガーデン」

最近知ったのですが、青田八葉さんという 氷見市在住の小説家が2009年の末に「ピーチガーデン」というライトノベルで角川スニーカー文庫からデビューしています。富山県出身の小説家は何人もあ げることができますが、たいていは東京など県外で仕事をしており、県内にとどまって執筆活動を続けているというのはかなり珍しいのではないでしょうか。

し かし、県内で活動して郷土愛を感じさせる作品を発表しているにもかかわらず、氷見の明文堂書店や高岡の文苑堂書店ですら特別扱いは受けられていません。ラ ノベの新刊は大量に発行されるので仕方ないのかもしれませんが、在庫があったとしても棚の一等地には置いてもらえていなくてちょっとかわいそうな気分に なってきます。これまで発表されたのは「ピーチガーデン」シリーズ全3巻で、6月に発行された3巻目で完結しています。このシリーズは富山県呉西の人なら 間違いなく楽しめると思います。特にかつて越中中川を高校通学に使っていた人や、氷見高校を卒業した人におすすめします。

ラノベとしての出来は、私も論じられるほど数を読んだことがないのですが、第14回スニーカー大賞優秀賞が保証してくれるはずです#1 #2。

富 山県民としてまず嬉しい点は、舞台として非常にリアルな氷見、高岡が描かれているということです。大都市や有名観光地なら「新宿鮫」や「池袋ウエストゲー トパーク」など自分のよく知る街で繰り広げられる、地域密着型の奇妙な物語を楽しむことが簡単にできますが、地方ではなかなかそういう機会がありません。 高岡で有名な木崎さと子さんの「青桐」にしても、高岡駅からタクシーで10分ほどの田園地帯らしいので、野村とか長慶寺のあたりを想像して読んではみます が細かな描写はなく、物足りなさが残ります#3。その点描写の多い「ピーチガーデン」なら、そんなところでキスしていたら生徒や一般教員からは見えないだ ろうが校長室から丸見えだろうとか、三人目のヒロインの家は東下関かな?みたいな補完をしながら読めたりします。

も うひとつ面白い点は、登場人物が地元の人が「氷見の人ってこうだよね」と思っているであろう性格になっていることです。主人公のロックな兄貴がその典型で しょうか。近年の氷見を舞台とした漫画には原秀則さんの「ほしのふるまち」もあり、これは風景や方言の描写は素晴らしいのですが、登場人物が氷見じゃなく ても日本の田舎ならどこでも合ってしまいそうな性格付けになっています#4。一方「ピーチガーデン」なら強引で暴力的、田舎のくせして高岡よりおしゃれな 感じのキャラクターが動きまわってくれます。

富山県呉西の方はぜひお試しを。射水市、小矢部市も出てきます。

#1 リアルな舞台に反して”呪詛”とか”天の羽衣”とか非現実的な世界設定が存在するので、最後に"へんてこな世界設定は嘘でした"みたいな興ざめなどんでん返しがあるんじゃないかと疑って読んでしまいましたが、そんな心配は無用でした。

#2 ラノベ特有のとっつきにくさは持っていますが出来れば目を瞑るべきです。例えば「……なのだ」みたいないじくらしい(うざい)語尾を付ける人物が出てきますが、ちゃんと本当にいじくらしい奴になっているなど、うまい具合にできているところもあります。

#3 うろ覚えでは木崎さと子さんは旧富山大学工学部内の官舎に住んでいらっしゃったと思うのですが、その跡地が「ピーチガーデン」の舞台の一つ高岡高校になっています。

#4  原秀則さんのほうが客観的に取材していてリアルに近い可能性はありますが、地元民の偏見では青田八葉さんのほうがしっくりきます。

  

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2010年7月25日 (日)

富山県が全国首位という地デジ普及率に疑念を抱く

昨日、地上デジタルテレビ放送への完全移行まであと1年になりました。今年3月現在の地デジ普及率は83.8%まで高まってきており、その中でもここ富山県の地デジ普及率は全国首位の88.8%なのだと総務省は発表(PDF)しています。

数値を見ている限りではあと1年で十分対応が可能に見えてきますが、富山県高岡市に住んでいると、この高い普及率に疑念を抱かずに入られません。

というのも、高岡市は市内の二上山にある中継所が地デジ化を機に廃止になる予定で、 屋根の上のアンテナの向きを見れば地デジ化対応が済んでいるかどうか大体分かるのです。最近急速に対応が進んできているようには感じますが、確実に地デジ 化対応を済ませている住宅は全体の1/4程度に過ぎません。約半数の世帯は廃止予定の二上中継局にアンテナを向けており、これらの住宅はほぼ確実に地デジ 対応していません。

気になるので、今週末簡単に調査をしてみました。

高岡市中心部の下記の地図の赤線の道路を3kmほど歩き、この道路の南側で眼に入るアンテナを数えます。サンプル数は105です。

より大きな地図で アンテナの向き調査地点 を表示

集合住宅も商業施設も1本と数えています。

アンテナの向きによる見分け方は以下のとおりです。

1. 地上デジタル放送に対応済み

     今後推奨される呉羽山送信所に向けてUHFアンテナが1本

    呉羽山送信所と廃止予定の二上中継局に向けてUHFアンテナが1本づつ。地デジ未対応のテレビも併用していると思われます。

3. どちらか判別できない

     呉羽山送信所に向けてVHFアンテナとUHFアンテナが1本ずつ。二上中継局の出来る前の古目の住宅に多い構成です。このままで地デジを受信できます。

     福光中継局に向けてUHFアンテナが1本。地デジ化済みの中継局で、呉羽からの電波が受信しづらい場合の選択肢として指定されています。

2. 地上デジタル放送に対応していない

     廃止予定の二上中継局に向けてUHFアンテナが1本。アンテナが1本で済むこともあり、新しい住宅は大抵この構成です。アンテナの向きを120度ほど回せば地デジも受信できるはずです。

結果は下記のグラフのとおりです。

アンテナの状況

度数

対応状況

比率

呉羽山UHF

18

対応済

23%

呉羽山UHF, 二上山UHF併設

6

呉羽山VHF, UHF併設

23

判別不能

24%

福光UHF

2

二上山UHF

56

未対応

53%

今回の調査結果から見た地デジ普及率は、どんなに高くても47%で、総務省の出した88.8%という数値が全く信じられなくなります。

今回の方法ではケーブルテレビが抜け落ちる欠点がありますが、加入率は15%前後でしょうから大勢に影響はないはずです。

総務省調査における富山県内のサンプル数は205と、正確な調査と言えるほど多くないのですが、それにしても違いすぎます。

総務省がサバを読んでいるとも思いませんが、郵送調査に協力するようなマメな人は地デジ機器買い換えに対してもマメに対応しているのかもしれません。

おそらくは1年後に結構な数の人がテレビを見られなくなることになるのでしょう。各テレビ局の激しい周知活動にもかかわらず普及が進んでいないのは、多くの人がテレビはもう見れなくてもいいやと意図的に選択しているようにも思えます。これがネット をはじめ他の新しいメディアの活性化につなげることが出来れば素晴らしいのですが、どうなるでしょう?

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2010年6月10日 (木)

サッカーワールドカップをどう見てきたか

そろそろ南アフリカでワールドカップが始まります。今回は近年のワールドカップに比べると盛り上がらないのではないかと、観戦ツアーや グッズの売れ行きの低調さから予測されています。

でも、そもそも日本の人はワールドカップでそんなに盛り上がってきたのか?

そのサンプルとして自分がどんな風に見ていたか、テレビで懐かしい映像がちらちら流れているのを見ていると思い出されてきたので書き出しておいてみます。

・ 1982年スペインワールドカップ

ちょっとは見ていたはずだけれどあまり記憶にない。

キャプテン翼ブームでまわ りもワールドカップに興味を持っていた。

・ 1986年メキシコワールドカップ

一番真剣に見ていたワールドカップ。

学校ではほとんど話題にのぼらず、ひとりで盛り上がっていた感じ。

サッカーのおもしろさに気づき日本リーグも見てみたが、あまりのレベルの違いに次第に見なくなる。

・ 1990年イタリアワールドカップ

受験生ながら結構見ていた。

この頃も学校では盛り上がらなかった。

・ 1994年アメリカワールドカップ

テレビを持っていなかったので、友人に頼んで2試合ほど中継を見せてもらう。

決勝戦があまりに盛り上がらない試合内容で、サッカー好きというわけでもない友人の時間を奪ってしまったことに後ろめたさを感じる。

・ 1998年フランスワールドカップ

1試合友人の家に見せてもらいに行くが、先方の御家族に迷惑をかけているようで気が気じゃなかったらしく、試合内容は頭に残っていない。

テレビが欲しくなる。

・ 2002年日韓ワールドカップ

周囲は大盛り上がり。

自分はにわかファンだからいいよと残業を引き受ける。

・ 2006年ドイツワールドカップ

腐ったプロジェクトに足を突っ込んでいたせいで記憶にない。

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2009年10月25日 (日)

Ubuntu9.04でX.orgがフリーズしなくなった気がする

Ubuntu8.04か8.10から週に数回程度の頻度でXサーバがフリーズするようになっていました。   
その間ATI Radeonを3種類使ってみて、どれでもフリーズしていたから半ば諦めていたのですが、メーカーが配布しているLinux用ドライバをインストールしたらなおってしまったようです。

   
AMD Support & Drivers    
Graphics Drivers & Software

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2009年10月19日 (月)

ハイブリッドカーは強制的にヘッドライトを点けたらどうだろうか -- 騒音の付加には反対

歩行者に接近を気づかせるために人工的に音を付加するべきだという議論を見かけますが、ついに15日に政府の委員会から提案として出されてしまいま した。これはあんまり筋のいい解決方法だと思えません。せっかく減らすことがで きた騒音をわざわざ付け加えるのは無駄でしょう。プリウス発売直後から見られたこの要望が10年実現していないところを見ると、結構多 くの人が静かな方がいいと思っているのではないでしょうか。

HV車 人工音義務付けへ  歩行者の安全確保

 「静かすぎて危険」との指摘が出ているハイブリッド車(HV)や電気自動車の走行音について、対策を検討してきた国土交通省の委員会(委員長=鎌田実・東京大教授)は15日、新車にエンジン音に似た人工音を付けることを義務づけるなどの対策案をまとめた。

ハイブリッド車等の静音性に関する対策検討委員会では、真剣な議論がなされているように見受けられますが、第一回検討会の資料2「ハイブリッド車等の交通事故実態について」(PDF)において指摘されている、

  1. 日本盲人連合会、自動車メーカー各社では静音性に起因する事故の発生は確認されていない
  2. 従来のガソリン車と比べて事故率は同等

というのが間違っていないのなら、政府が規制を設けるというのは行き過ぎでしょう。

もし改善しなけ ればならないのなら光を用いた方法がいいと思います。バイクがヘッドライト常時点灯になったのと同じ理屈で、光で存在を周囲にアピールするわけです。具体 的には15km/h以下の速度で電気モーターのみで走行する時は強制的にヘッドライトを点灯するようにすればいいと思います。

補助的な手段としてなら、発進時や交差点で点滅させるウインカーに古い車のような派手目のリレー音を付与するとか、運転席から外部に話ができるようなスピーカーをつけるようにするというのも有効だと思います。

・メリット

こ の方法なら今すぐ実現可能だということが最大のメリットです。スピーカーを新設もしないし、オンオフの判断もガソリンエンジンと共用できるので新規セン サーも不要です。なので実装にたいしたコストがかかりませんし、車重も増えません。多分ECUのソフトウェア変更程度で済むんじゃないでしょうか。

将来において効果が不十分と判断されたときでも、大して害はありません。これが音を使った対処ならただのご近所迷惑になってしまいます。

高齢者の多いご時勢、視力の弱い人よりも耳の遠い人のほうがずっと大勢歩いているはずです。聴覚情報が減った分、まず視覚できちんと情報を伝えるというのは難聴者が助かるという意味でも間違っていないと思います。

・デメリット

ヘッドライトをそのように使うという習慣がないので、機能の存在が浸透するまでそれをパッシングだと勘違いする人が出るかもしれません。

これは周知を図って慣れてもらうしかなさそうです。

・視力の弱い人対策

よく危険の例として挙げられるのがこの理由です。

さきほど補助的な手段として提示した、ウインカー動作時のリレー音を大きくして、それで気づいてもらうのはどうかと思います。発進時、右左折時は必ずウインカーを出すようにドライバーは徹底しなくてはいけません。

せっかく静かになってきた道路をまたうるさくしてほしくありませんし、意義の薄い規制もこれ以上増やしてほしくないと思います。

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2009年10月15日 (木)

試用中の4ブログのうちFC2ブログを閉じます

ココログに加え、試用中のFC2ブログGoogle BloggerはてなダイアリーのうちFC2ブログを閉鎖します。

BloggerはGoogle docsで下書きしてそのままアップできるのがとっても楽だということを実感できてきました。

はてなダイアリーは他の3ブログと違ったキーワードでたどり着く人が多く、もう少し様子を見てみたい気がします。

FC2ブログはなんの不満も無いサービスなのですが、今回はいったん閉じようかと思います。

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